今日からはじめる生前整理。どんなメリットがあるのかを考えてみましょう。

佐倉生前整理.COMが考える生前整理のメリット

まずご自身やご夫婦、ご家族で生前整理をすることでどんなメリットがあるのかを考えてみましょう。
皆それぞれ心配事が違うはずです。
まずはどのようなご心配をされているのか、お話してみるのも生前整理の最初のステップです。
ご自身だけでなく、ご家族のご意向も聞いておくとまとめておきたいことがよくわかるので、生前整理がスムーズに進みます。またのちのちのトラブルを避けることができます。

佐倉生前整理.COMでは生前整理には５つのメリットがあると考えています。

メリット　その１

ご自身の人生を振り返ることができる。

ご自身の人生を振り返ることで心にゆとりが。

上智大学特任教授髙木慶子さんの記事の抜粋です。

「死を直前にして、これまでの人生をかえりみるには、時間が短かった」と、多くの方々がターミナルケアの現場で語られる言葉です。

ご自身の人生の良かった点も悪かった点も、ご自身の人生を認めるには時間が必要だそうです。
生前整理はご自身の人生を振り返るきっかけになります。

メリット　その２

誰にも知られたくない秘密

墓場まで持っていくつもりの秘密はありますか？

家族にも誰にも知られたくない「墓場まで持っていく秘密」。

誰しも一つや二つはあるかと思います。
遠い過去の事で忘れていることもあるかもしれません。
生前整理はご自身の“秘密”を誰にも知られる事なく処分することが出来ます。

遺品整理の現場では知らないほうがよかった事(手紙や趣味)がきっかけで大きな問題になる事があります。

メリット　その３

自分の死後、ご家族への負担を減らすことができる

ご自身の身の回りの品を片付ける費用は？

遺品の整理をする場合、 おおよその相場が３５万円程度といわれています。
これは物をすべて処分した場合のおおよその費用です。

その他必要な作業があれば都度費用がかかります。
不用品の処分などは自治体指定の方法を使うことで費用を少なくすることができます。

あらかじめご自身でお品物の分別や処分をされておくことでご家族の負担を減らすことができます。

メリット　その４

遺産相続争いを避けられる

遺産相続争いは意外と少額で起こりやすい。

遺産というと多額の預金や不動産のイメージがあります。
これは遺言書や遺産分割協議書がない限り名義を変更することはできません。
そのため、現実にはあまり大きな争いにはなりません。

実際に相続のことでもめる場合は、タンス預金や細かい預貯金など。

また趣味で骨董や絵画などをコレクションされていた方の場合は、それらの行方などをきっかけに兄弟間の争いや親族間の争いに発展することがよくあります。

例えば、お身内の中でご長男がすべて遺品を整理したとします。
すべて整理・処分し終わったあとに他のお身内の方が掛軸があったはず、とかタンス預金があったと記憶している、と言い合いになり揉めてしまうパターンです。

メリット　その５

ご自宅の中に価値のあるものがある可能性がある。

生前整理の費用はお品物の売却で？

一般的に遺品整理は立会いをお願いすることが前提です。

その上、作業日数も限られているので１日～数日で作業を終えます。
ご依頼者(ご家族やご親族など)によっては、とにかく時間がないのですべての処分をしてほしい、とのご依頼も多いです。
遠方に住まわれていたりする場合はいたしかたないことです。

まだ十分に使えるものでも“処分すること”がご依頼なので、リサイクルなどはせずすべて廃棄処分することがあります。

事前に生前整理をしておけば価値のあるものを廃棄処分せずにすみます。

また買取できたお品の代金で整理にかかった費用をまかなえるケースもまれではありません。
それどころかプラスになる場合もございます。

生前整理とは『自分の死後のことを考えること』

生前整理とは『自分の死後のことを考えること』です。

決して愉快なことではないと思います。

ですが、生前整理をすることでご自身の人生を振り返り、心に余裕ができるのもまた事実です。

ご家族にとっても、遺品整理への立会いなどは身体的にも精神的にも大変な負担となるのが現状です。
また、遺産という視点からも身の回りのものを整理しておくことは、のちのちご家族が揉めないためにも必要なことです。

ご自身の亡き後には必ず誰かが整理することになります。

『私の意向』を伝えるためには生前整理をし、エンディングノートなどを残しておくことをおすすめします。